みて、さわって「カエル」

季節を感じる。
身近な生き物をよく見る。
意識して作る。

対象:  小・中学部
実施期間:2時間(6月)
準備物: カエル、透明なカバー(カエル観賞用)、オタマジャクシ、粘土、ビー球、食紅(緑)

梅雨の季節、この時期よく見られるカエルは

卵→オタマジャクシ→カエル と変態していくことをスライドで見ていきます。

カエルを観察。手ざわりを楽しんだり、跳んでいるカエルを追ったりしても面白い。

あらかじめ軽量粘土に緑色の食紅を入れておく。

混ぜていくうちに粘土が緑色に変化していくというのがここのポイント。

「じゃあ粘土をさわってみよう!」

「こねたりのばしたり、好きにしちゃってくださーい!」

*カエルは前日に捕まえておきます。 2~3人で一匹の割合。

オタマジャクシもあれば、よりグッド。

成形。難しい子には手足分の粘土を分けておき、後から渡してあげるとよいかも。

ビー玉の目玉をつけて完成。 誰がなんと言おうとカエルです。

いかにもカエル、っていうのは教師の手が入っています。 や~ね~。

作品を撮影したものをA3大にカラーコピーしその上にドローイング

自分の作ったカエルを意識できるかな。 自分のカエル(の写真)を見ながら線を引けるかな。

それとも 自分のカエルをかざるような絵になるかな

出来上がった作品を並べて貼り、一枚の大きな共同作品の完成。

個人作品のカエルの後ろに共同作品の絵をレイアウトして展示しました。

これは小学部の作品群。

そしてこれは中学部の作品群。

たのしい図工たのしい美術

~エンタテインメントな授業をめざして~ 特別支援学校での小学部の図工、中学部、高等部の美術の個人的実践記録です。 このサイトが障害児教育現場での図工・美術の授業で悩んでおられる方のヒントにでもなれば幸いです。

0コメント

  • 1000 / 1000