シュレッターでバウムクーヘン

校外学習でバウムクーヘン作りの体験学習をすることに。
連動企画ということで「なんちゃって巨大バウムクーヘン」をつくることにしました。

対象/高等部重度クラス
実施期間/7月 2時間続きの授業で1回

準備物/新聞紙、雑誌、紙管(2m程)、スプレーのり、凧糸

これは美術の授業ではおなじみの風景。「思い切り破いちゃってください。」

またこれ~、と思いながらも いつのまにか集中モードです。

シュレッターの方が楽しいって。

いや、若いうちから楽することには僕は反対だね。

「かかし」を作ったときのことを思い出すね。

要は紙くずがたくさん欲しいんでしょ。
じゃあシュレッターの方が効率的だよね。

えーと。どのあたりを破いていたっけ・・・

じゃ、みなさん。このブルーシートの上に紙くずを集めてください。

まんべんなく広げていきましょう。

広げられた紙くずの上にスプレーのりをたっぷりと吹き付けていきます。

紙管を心棒にしてゆっくり転がしていきましょう。よく見ててね。

太い「何か」ができました。
パラパラと紙が落ちるので、凧糸をグルグル巻きしておきましょうか。

果たしてこれはバウムクーヘンか!?
そして目的の「校外学習のための事前学習」と成り得たのか。
衝撃の問題作でした。

たのしい図工たのしい美術

~エンタテインメントな授業をめざして~ 特別支援学校での小学部の図工、中学部、高等部の美術の個人的実践記録です。 このサイトが障害児教育現場での図工・美術の授業で悩んでおられる方のヒントにでもなれば幸いです。

0コメント

  • 1000 / 1000