スイミー

絵本「スイミー」を楽しみ、その一場面をみんなで作ってみよう。

対象/高等部重度クラス 実施期間/10月 2時間続きの授業で3回

準備物/タレビン(魚の醤油差しのこと)、プロジェクタ、パソコン、
    絵の具、テープ、モール、ビニールシート、木工ボンド

「みんな、スイミーってお話、知ってる?」はじまりはじまり。

たくさんの魚が出てくるお話です。

この魚の形の醤油差し、「タレビン」と言います。

あらら、こぼしちゃった~!

えーい、じゃあ床の上で遊んじゃおうか。

クリップとマグネットで魚つり つれたー!

これは???

ぎゅっと握ると、おっ!さかなが急降下~。

充分タレビンで遊ぶことができたかな?

じゃあ、さっきのスイミーに出てきた赤い魚たちをみんなで作りましょう。

マジックでぬったり、モールを入れたりしていろいろな魚ができてきたよ。

さあ、今日もスイミーの時間です。

パワーポイントで動きを付けたので、前回よりもみんなよく見てくれていました。

とりあえず、あそびましょう。

絵の具で塗るのはできたけど、中にチュ~っと吸い込むのはけっこう難しかったね。

さあ、今日もおなじみ、スイミーの時間ですよ。

紙に大きく魚の輪郭を描いておき、その上にビニールシートを敷いたもの。

みんなで作った赤い魚たち。一匹だけ黒いスイミーがいるのがわかるかな~。

ぱっ、と出たー。

いつものおやくそく、「あらら~、こぼしちゃったー。」

木工ボンドをシートにたっぷり付けてから「ギュッ」。

魚の向きに気をつけて。

線の内側に置いていきましょう。

ゴールは近いぞ。

お尻にあんこが詰まっている感じ。

そして完成。絵本といっしょだ!

シートの裏からも魚を貼ると奥行きが出るよ。

文化祭の展示に間に合いました。

ほっ。

追記.特別支援教育の実践情報 2014.12-1月号(明治図書)に
この「スイミー」の取り組みが掲載されました。

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~エンタテインメントな授業をめざして~ 特別支援学校での小学部の図工、中学部、高等部の美術の個人的実践記録です。 このサイトが障害児教育現場での図工・美術の授業で悩んでおられる方のヒントにでもなれば幸いです。

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